Javaとは
Add article:2014-05-04 21:46:40
かつて、プログラミング言語は、プラットフォームによってアーキテクチャが異なることから、それぞれのプラットフォームに合わせたものを書かなければなりませんでした。つまり、同じ言語で書かれたコードであってもプラットフォームが違えば、使いまわしたり、共有したりすることが出来なかったのです。
そうした、プログラミング言語の諸問題を解決するために生み出されたのが、「Java」と呼ばれる言語になります。Javaの最大の特徴は”中間言語方式”を採用しているところにあります。
Java以前のプログラミング言語では、ソースコードをコンパイルすると、機械がそのまま読み取ることのできる”ネイティブコード”が生成されました。しかし、Javaで書かれたソースコードをコンパイルすると、バイトコードと呼ばれる中間言語が生成されます。
このバイトコードは、Java仮想マシン(JVM)と呼ばれるソフトウェアを通すことで、初めて機械が読み取ることのできる形になります。
この方式に、どのようなメリットがあるのかというと、JVMが導入されたプラットフォームであればどこでも、Javaで書かれたコードを実行させることが可能なのです。
このような汎用性の高さから、現在ではソフトウェア開発をはじめとして、最も多くの場面で用いられる言語となっています。
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